出版・販売されたい方へ

岩手の本を出版・販売されたいと考えているあなたへ

【イーハトーヴ書店】は〝岩手の本〞を出版するために生まれた書店・出版社です。
今現在岩手県にお住まいの方、岩手県生まれの方、岩手に住んでいなくても岩手に関する本を出版・販売したいと思っている方々を、企画・編集から印刷・販売までをトータルでお手伝いいたします。

【イーハトーヴ書店】の特徴は、イー・ピックス出版ブランドで20年培ってきた編集ノウハウです。

本づくりは家づくりと同じです。見た目の美しさと共に機能的で読みやすい本づくり(家づくり)が求められます。これらは著者(施主)と編集者(設計士)との適切なコミュニケーションを通して作り上げられてゆくものです。
【イーハトーヴ書店】ではLINEやズームなどを使い、1つ1つの制作工程を丁寧に進めて行きますので、不安を感じさせることなく完成までお客様と伴走させて頂きます。
また、お客様のご希望により事前に原稿の推敲・アドバイスもさせて頂いております。

【イーハトーヴ書店】のもう一つの特徴は、自社直営のオンラインショップと多様な販売流通のルートです。

自社直営のオンラインショップ【いわてイーハトーヴ書店】での販売

開店から10年になるオンラインショップ【いわてイーハトーヴ書店】は、岩手県のコンペで採択され開業したオンライン書店です。
自費出版で制作した本の多くは、書店への販売委託期間が過ぎると店頭での販売機会を失ってしまいますが、【いわてイーハトーヴ書店】なら、委託期間の制限なく、売り切るまで販売することが出来ます。
ショップでは岩手日報社始め多くの岩手県内の著作が販売されており、岩手県に関する著作物であればどなたでもご自分の著作物を販売することができます。

【イーハトーヴ書店】で制作した本の流通には、様々な選択肢があります

【イーハトーヴ書店】で制作した本は、著者のご希望により様々な販売流通を選択することができます。

  1. オンラインショップ【いわてイーハトーヴ書店】での販売
  2. 岩手県内各書店での販売(委託期間は半年になります)
  3. アマゾンや取り次ぎを通しての全国販売

当書店で出版する本は、著者の希望により①〜③の販売ルートを自由に選ぶことができます。様々な販売方法を提案できるのが当社の特徴です。

すでに制作した著作をお持ちの方へのご提案

せっかく制作した価値ある本も、より多くの人の手に渡って初めてその目的を達成することができます。【イーハトーヴ書店】では、すでに制作したお手元の著作物の販売もお手伝いしております。

お手元の著作物をオンラインショップ【いわてイーハトーヴ書店】で販売なさりたい方は、以下の要項で詳細を確認の上、お問い合わせフォームからお申し込みください。(※今現在岩手県にお住まいの方、または岩手県生まれの方の著作物、岩手に住んでいなくても岩手に関する本に限ります)

オンラインショップ【いわてイーハトーヴ書店】で、すでに制作したお手持ちの著作を販売する際の要項

他の印刷会社で制作予定の本でも、「ISBNコード」を付与して流通販売をお手伝いします

【イーハトーヴ書店】では、他の印刷会社で制作予定の本でも、販売のお手伝いを致します。
本を流通販売させるためには、「ISBNコード」というバーコードを発行し、本の裏面に印刷する必要がありますが、多くの印刷会社では出版を専門に行っているわけではないのでISBNコードを発行できません。
そのような場合は当社でISBNコードを発行し、「発行:イー・ピックス 制作:○△印刷」として流通させることが出来ます。これにより、県内での販売はもちろんのこと、アマゾンなど全国での流通販売が可能になります。(※ISBNコードは1出版社に1つしか付与されないため、当社から出版される本は、【イーハトーヴ書店】ブランドで制作・販売する本も含めすべて、イー・ピックス社が取得しているISBNコードを使って流通販売致します)

ISBNコードは単に流通上の情報だけではなく、本の著者や内容の詳細も登録して公開するシステムで、いわば産まれた子を役所に届け出て戸籍をつくることと同じくらい大切なことです。その情報には、アマゾンやhonto(大日本印刷が運営するオンライン書店)、TRC(図書館流通センター)などもアクセスするため、流通販売をする上で欠かせないものです。
このシステムをご希望の方は以下の要項で詳細をご確認の上、お問い合わせフォームからお申し込みください。

他の印刷会社で制作する予定の本にISBNコードを付けて流通販売する際の要項

ダウンロード商材の販売について

オンラインショップ【いわてイーハトーヴ書店】では電子ブックやPDFデータ、音声データなどのダウンロード商材を販売することができます。販売については書籍と同様、販売する方の著作物であることが条件となります。
詳細についてはお問い合わせフォームからお問い合わせください。

<参考資料>

以下、出版を志す方への参考資料を掲載しておりますので、必要に応じてご覧ください。

出版の3つの形態

本を出版する場合、その経費負担により、①自費出版、②企画出版、③自費出版と企画出版の中間の3つの形があります。

  1. 自費出版は文字通り制作経費を著者が負担し出版する方法です。この場合、本の仕様や部数などの著者の意向をお聞きして、見積もりを提案し、契約してから制作に取り掛かります。本はすべて著者に所属します。
  2. 企画出版は、出版社側ですべての経費を負担し、販売の部数に応じて著者に印税を支払うものです。
  3. 自費出版と企画出版の中間の形というのは、経費を出版社と著者とで分けあうものです。分け合う比率や方法はケースバイケースです。多くは、制作部数の一部を著者が買い取る形になります。

自費出版までの大まかな流れ

1、見積もりと契約

お客様と打ち合わせの上、本のサイズや製本の仕様などを決め、見積りを提出いたします。この際、仕上がりのページ数をはかるため、原稿をテキストデータで頂けると正確な見積もりを出すことができます。

打ち合わせの際は、本のイメージをできるだけ詳しく伝えていただくことが大切です。書店や図書館でご自分のイメージする本の写メを撮るなどしてお伝えください。

本の大きさや厚さ、カバーのデザインや紙の風合い、本文の字の大きさや書体など具体的に編集者に伝えていただくことが、正確な見積もりと良い本づくりのポイントになります。

本づくりは家づくりと似ています。家づくりを経験なさったことがある方なら、工務店との打ち合わせを思い出していただければよいかと思います。

見積もりは、多くの場合、500部・800部・1000部といったように、部数を変えて何種類かお出しします。これは、制作段階途中で部数の変更があってもトラブルがないようにするためですが、制作が進み良い本に仕上がってくると、多くの場合、部数を増やしたいと考える著者が多いためでもあります。

見積もりの後出版を決意される場合には、契約書を取り交わし、着手金30%を入金して頂き制作に取り掛かります。制作が進み校了(校正が全て済み、印刷工程に進むこと)の時点で、30%を入金して頂きます。本が完成し納品した後に残金を入金して頂きます。

2,制作進行のおおまかなイメージ

本づくりのスタートは「カバーのデザイン」からではなく「本文組デザイン」の決定になります。一見してどの本も中身のデザインはあまり変わらないように思われますが、実際には本文組のデザインは、その本の内容や想定する読者により、様々な工夫をこらしてデザインします。本文組デザインをしっかりとすることが良い本づくりの大切なポイントになります。
本文組が始まり、何度か校正を出す中でカバーのデザインにとりかかります。カバーのデザインは数点のデザイン案の中から選んで頂くことになります。カバーのデザインが決まり次第、表紙や目次、奥付などのデザインを提案いたします。

3,文章の推敲と校正について

文章に誤字や脱字がないか、読みやすい表現になっているか、同じ言葉が漢字やカタカタ、ひらがななど不統一になっていないかなどを、何度も読んで修正することを「推敲を重ねる」といいます。
推敲は基本的に著者の責任においてして頂きますが、著者の求めに応じて当社でもお手伝いいたします。
推敲を重ねて完成した原稿のデータをお預かりして本組みする過程で、洋数字を和数字に変更したり、著者の求めに応じて様々な修正が加えられますが、その修正が確実に為されているかを確認する作業を「校正」といいます。
校正作業は出版社内で何度も行いますが、最終的な校正の責任は著者ご自身になりますので、しっかりと確認して頂くことが大事です。多くの場合完成までに3〜5回程度の校正を提出いたします。

4,テキスト原稿の準備について
1.テキストデータを作る際の注意点
  • 縦書きの本を作りたい場合であっても、横組みでOKです
  • 書体はMS明朝やMSゴチックなどの一般的な書体でOKです(実際に本文組みをする際には当社で本文組デザインを提案し、書体や字の大きさなどを確認して頂きます)
  • 字詰め行数などは特にこだわりません
  • 洋数字と和数字の使い分けについては、様々な考え方がありますので、先ずはご自分で組んでみてください。
2.原稿の推敲と校正について
  • お客様から頂いたテキスト原稿は、デザイナーの本文組デザインで組み上げてから、最低3回の校正作業(文字の誤植やデザインの修正作業)を行い、その都度著者に確認して頂きますが、組み上げた後に大きな修正を加えると手間が掛かり納期が延びたり、場合によってはオプション料金が掛かったりする場合もあります。

    原稿は、著者自身で事前に何度も推敲し、編集者に渡す前の完成度を高めておくが大切です。
3.テキスト原稿の受け渡し
  • テキストデータは、メールに添付して送信したりメモリースティックで受け渡したり、CDに焼いて受け渡すなど、どの方法でも構いませんが、紙のプリントも一緒に編集者に渡すことをお勧めします。
    これは、著者が使用しているパソコンの環境と出版社側のパソコンの環境が違うためです。

【イーハトーヴ書店】では、すでに制作したお手持ちの著作物(本やCDなど)の販売をお手伝いしております。販売のシステムはとてもシンプルです。下記の販売システムをご理解頂いた上で、契約書を取り交わしたのちにショップ上で販売いたします。

 ※契約するのは著作権をお持ちになる著作者ご本人(法人・個人・地方自治体など)に限ります。

<販売の概要>
  1. 契約の際、著作物のサンプルを1冊提供して頂きます。サンプルは書影の撮影や立ち読みデータの制作のために使用いたします。※ISBNコード番号の有無は問いません(付いていない著作物でも販売可能です)
  2. 書誌のデータ(書名・売価・まえがき・目次・推薦の言葉など)をデジタルデータで提供頂き、それをショップ上に掲載致します。
  3. 初期費用は、①立ち読みデータ作成費用3000円(税別) ②書誌掲載費用2000円(税別)のみで、あとはご希望の期間いつまででも無料で掲載致します。これ以外の費用は、売れた都度頂戴する販売手数料のみになります。
  4. 発送は、①著者ご本人が発送する場合 ②【イーハトーヴ書店】が発送を代行する場合の2通りです。
  1. 著者ご本人が発送する場合は、本の受注を受けると「納品書」を発行しPDFで著者にメールでお送りいたします。著者はそれをプリントし著作物と一緒に購入者に送ります。①の場合には、1冊売れた都度売価の20%の手数料を頂戴いたします。
  2. 【イーハトーヴ書店】が発送を代行する場合には、事前に本をお預かりいたします。本の受注を受けると、「納品書」と共に【イーハトーヴ書店】から本を発送いたします。②の場合には売価の30%の手数料を頂戴いたします。
  1. 送料は、①購入者が負担する ②送料を無料にして、著者ご自身が負担するの2通りを選ぶことができます。
  2. 販売代金は、6月末と12月末の年2度精算し、翌月末に著者の口座にお振り込みいたします。

お手持ちの著作物を販売なさりたい方、販売に関する詳細はこちらからお問い合わせください

【イーハトーヴ書店】では、他の印刷会社で制作予定の本でも、販売のお手伝いをすることができます。当社で付与されているISBNコードを印刷会社に提供し、これにより岩手県内の書店での販売や、Amazonでの販売が可能になります。

本を流通販売させるためには、「ISBNコード」というバーコードを発行し、カバーの裏面に印刷して販売する必要がありますが、印刷会社では出版を専門に行っているわけではないので多くの場合ISBNコードを発行できません。
その場合、当出版社でISBNコードを発行し、カバーに印刷していただき流通販売させることができます。(※オンラインショップ【イーハトーヴ書店】だけでの販売する場合にはISBNコードはなくてもかまいません)

ISBNコードは、日本図書コード管理センターに登録している出版社しか発行できません。当社は「イー・ピックス」名義のISBNコードを発行し、その書誌の詳細を日本図書コード管理センター届け出で致します。
これにより、本の詳しい書誌情報が全国、全世界に公開され、全ての本の流通業者がアクセスすることができるようになります。
当社のISBNコード発行をご希望の際は、書誌情報の登録代行手数料として30000円(税別)頂戴しております。

<参考>

ISBNコードと日本図書コード管理センター